静かな街 Sarajevo

By fuki - 12月 19, 2015

ミュンヘンから2時間もしなかったかな?
飛行機であっという間に着いたサラエボ。
山に囲まれたこじんまりした街に見えた。空港も小さかった。一国の首都とは思えないぐらい。。
入国審査したのかどうかもよく覚えてない。
空港からダウンタウンまでのバスとか目印も何もなく、Lonly Plannetに書かれてるまま人に道を聞いたりしながら進むとあった。市バス。。
30分ぐらい揺られたところでダウンタウンに到着。

なんというか静かな街。バスの中もおとなしそうな人が多かった。
ダウンタウンは一応観光客が密集する地域なので、カフェなど賑わっていたがそれ以外の場所(地元の人しかいないようなところ)は人も少なく落ち着いていた。
バス停の近くにあったラテンブリッジと呼ばれる橋は、第一次大戦の口火を切った大公暗殺(サラエボ事件)のロケーションだったみたいだ。橋のたもとには銃で打たれたガラスの破片が展示してあった。橋はとても小さいが、知名度は高い。その橋はボスニア人とヘルツェコビナ人の区域の境を結ぶものであったらしい。

それから、いろんな場所に墓地があった。まだそんなに古くなさそうな墓地。
一番大々的なのは丘の上に伸び上がる墓地。これはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の時の犠牲者たちの墓地だった。
ほんの30年ぐらい前の事件である。

この人たち、生きてたら今頃50~60代。まだまだ仕事盛りのはずだ。
彼らと彼らの子供に当たる世代が激減したことも想像できるし、
聞けばこの街は過疎化が進み、多くの若者はドイツやフランスなど西ヨーロッパに移住しているようだ。
だから静かなんだなー。若い人が少ない印象。そう、なんだか寂しい空気が漂う街だった。
でも美しい街。キリスト教徒イスラム教が共存する、エキゾチックな雰囲気。
オープンカフェのコカコーラのテントはあるけれども、なぜか赤いテントではなく生成りにブラウンのコカコーラテント。偽物か??でもこっちの方が品がいいし景色と馴染んで落ち着く。。着色前のコカコーラテントって感じ笑。
街のカフェは水タバコ専門カフェやトルココーヒーのお店などがほとんど。
私たちが探しているものを見つけるまで少し時間がかかった。
何って?それは

一杯の

  冷たい

    ビアー。

     それも
       アウトドアが
           いいなー

日本じゃいくらでも見つかるがイスラム教の国は見つけるのが至難の技。
ふと川の向こう岸を眺めると、”Sarajevsko”のテントが見えたのでそれに引き寄せられるまま進むと川沿いの素敵な眺めのアウトドアカフェにて(冷たい!)ビアーが楽しめた。やれやれ。。
Sarajevskoはボスニアの国民的ビールでさっぱりしてて飲みやすく美味しい。

午前中は丘の上に登って、日が当たる町並みを眺めるのが最高にリラックス出来る。
サラエボはとにかく地味で..静かで、どこかものさみしくて、悲劇的。でも今までに訪れたことのないエキゾチック感、緊張と平和の入り混じった不思議な空気を感じた。
アールヌーボー調の小洒落たバーに入ったけれど、アルコールを飲んでいたのは私たちだけだった。。。みんな夜11時過ぎてもコーヒーや水タバコ。アンティークショップをそのままバーにしたみたいな感じだ。なんとなくブエノスアイレスにもありそうな店だなと思った。

ボスニア・ヘルツェゴビナ人は温厚で親切。隣国と争いごとをするなんて想像できないけど、観光客にはとても感じが良かった。
泥棒も押し売りもいないし、観光しやすい街だと思った。
きっともう訪れることのない国だと思うけど…今回訪れることができたチャンスに感謝!
ラテンブリッジと東ヨーロッパらしい異国情緒な街並み

ヨーロッパで最初にできた路面電車がサラエボらしい
丘の上からの見渡す街並み

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