アルファベット日記:Santa Fe

10:23

アメリカの隠れたエキゾチシズム、サンタフェ 。その魅力は世界中のアーティストを惹きつける。
アメリカには異国情緒あふれる素敵な街がいくつかある。サンタフェ もその一つ。
サンタフェ のあるニューメキシコ州はアメリカでは46番目に合衆国入りした新しい州。
広大な面積を持つこの州はほとんど砂漠だが、そんな砂漠の真ん中にオアシスのように存在するのが古都サンタフェ 。州としては新しくてもアメリカで最も古くからある都の一つとして存在する。ニューメキシコはアメリカになる前はスペイン統治下のメキシコであって、スペイン人とメキシコ人、ネイティブアメリカンが暮らしていた。
ニューメキシコのメキシコ系の人々の家族はここがアメリカになる前から住んでいるし、ネイティブアメリカンも多いので他の州の雰囲気と比べるとまるで違う国に来たみたいだ。

ニューメキシコのアイコンともいえるテラコッタ色で角が丸いボックス型の建物をアドビ(Adobe)建築という。日頃お世話になっているソフトウェア会社の名前はここからきたんだなとここで気がついた。古都サンタフェ では特に多く見られる。(他にもタオス、メシーリャなど小さな古都がいくつかあり、古いまま残した建造物が沢山ある)
こういう形の薪ストーブが多い

手でこねて造ったような丸みのある壁がとてもあったかい雰囲気がする
お店とお店の間の路地を抜けると可愛らしいパティオがあるのもスパニッシュスタイル

サンタフェ に多いのはアートギャラリーとジュエリーショップ。
なぜジュエリー?と思ったのだがサンタフェ 周辺をドライブ旅行して納得。サンタフェ の近くにはトルコ石が採れる地域があって、一時期は一攫千金を狙って人々が押し寄せてきた歴史があるのだ。ジュエリーショップの人の話によると、あの「ティファニー」もこの鉱山を買い取っていたことがあったとか。鉱山のあるセリロスと言う街を訪ねたが、ほぼ掘り尽くされており、街そのものはデッドタウンであった。冬だったので店じまいしていたというのもあったかもしれないけど。セリロスからちょっと南のマドリッドと言う小さな街に行くとカウボーイ時代からあるような形の家とアートギャラリーが並ぶ。

サンタフェ がアーティストを魅了するのは、現役で色濃く存在するネイティブアメリカンのカルチャーとメキシコ人たちのカルチャーが合わさり、アメリカの他の州にはない独特の色使いやテイストがあるからだろう。日本でも人気の「インディアンジュエリー」はここサンタフェ でネイティブアメリカンのアーティストから直接買うこともできる。

アメリカ人の女性画家ジョージア・オキーフも夫と別れてニューヨークから離れ、残りの半生をニューメキシコのある土地をアトリエに選んだ。ここにはアーティストにとって吸い込まれるかのようなの絶景とスピリチュアルが存在するのだ。サンタフェ にはオキーフ美術館があり、この地を愛した彼女のストーリーを垣間見ることもできてなかなか充実している。(有名な作品の多くはニューヨークなどのもっと大きな美術館にあるけど)

テラコッタ色の手でこねたような壁に飾られるアートはとても見栄えがする
建設中のアドビ建築
最近の自宅(コロラド)からのドライブ旅行マップ
サンタフェ はニューメキシコ州の真ん中からちょっと北より



You Might Also Like

0 コメント

Subscribe