最初にこの地名を聞いた時、このスペリングだとは思わなかった。
...タクソン??と正直思っていた。
アリゾナ大学があるところで、アリゾナ州ではフェニックスに次ぐ規模の大きな町。
とは言ってもそんなに都会ってわけではない。
アメリカの大学街というのは結構な田舎の州でも割と洗練されている区域であることが多くて、ダウンタウンに行くとショッピングやグルメやアート、ライブイベントやらで楽しめるところ。(パンデミックでなかったらね。。)コロラドほどヒッピーづいてないが、人々はフレンドリー。ちょっとしたことだが、車を運転してても知らない人だけどすれ違いざまに挨拶してくれるのはあったかい気分になれる。
北部の山間はカタリーナヒルズという山の裾野に高級住宅が立ち並び、リタイアメントカップルやビジネスマンの避寒地となっている。年齢層がダウンタウンに比べるとグッと上がり、国境近くの町ではあるがめちゃめちゃ治安がいい。
そんなトゥーソンも過ごしてみると色々と発見がある。
50種以上もあるサボテンに覆われた砂漠トゥーソンのあるピマ・カウンティーは砂漠地帯。とりわけアメリカの南西部からメキシコのカリフォルニア湾北部にかけての砂漠地帯にはサワロという(🌵←こういうやつ)背の高いサボテンが密集している。トゥーソンのシンボルでもあるし、メキシコのイメージにもよく使われている。でもメキシコの他の地域にはないのだ。 サワロだけでなくて、初めてみたような珍しい形のサボテンが色々ある。品種によって同じ形でも色が違ったり、春には花も咲く。砂漠とはいえ結構カラフルだ。 飛行機の待機室(場)パンデミックでグッと需要が減った飛行機たち。(悲しいね)何しろデカイし数も多いので、使われていない間は飛行場に置いておけない。別の場所にストックルームが必要だ。トゥーソンには今後使われることのない廃棄飛行機のスペースがあって、そこの一部を現役飛行機の待機場となっている。飛行機乗りの相方が興味津々なので、どんな感じか見に行ったのだが、目にしたものは何体もの壊れた飛行機が並ぶ、いわゆる飛行機の墓場とちょっと離れた場所に並ぶ現役飛行機たち。まるで幽霊船を何隻も見ているみたいで非常に不気味だ。 パンデミックで使われなくなった飛行機もここでこうやって錆び付いていくのを待っているだけなのだろうか... と想像させる。飛行機好きにはちょっとグロテスクな光景だった。 野良犬だらけ... と思ったらコヨーテだらけコヨーテはアメリカ中どこにでもいる動物だが、こんなに日々コヨーテに出会す場所は今までなかった。コロラドでは 尻尾がもふもふ大きくて綺麗な方がキツネ 小汚くて痩せてるのがコヨーテ と言われているのだが、よく見たらなかなかイケメンなコヨーテもいる。野良犬のようにちょっと薄汚いけど、細くて颯爽と歩く姿は優雅にさえ見える。アリゾナのアイスホッケーチームのマスコットもコヨーテだ。 幹も緑の木パロ・ベルデという木だが、そこら中にある。幹の表面もまるで竹のようにスムーズなテクスチャーで、色は明るい緑。これもこの地帯を代表する砂漠の植物。最初見た時作り物の木かと思った。 ニューメキシコだけじゃなかった、アドビ建築四角くて、手でこねたような壁面に、横一列に木の突起物があるアドビと呼ばれるインディアンスタイルの家。スタコ(偽アドビ)サンタフェ スタイルとも呼ばれる。アメリカ南西部にいる雰囲気がするアドビスタイルに一度住んでみたいな。 というわけで、物価も税金も半端なく高いカリフォルニア民たちが押し寄せているのを見ていると、同じようなクオリティで物価の安いトゥーソンはとってもリーズナブル。プール付きの一軒家もここなら夢じゃない。そして海のないカリフォルニアみたいな空気感。 海が手放せない人には向いてないけど、まぁカリフォルニアの海って景色はめちゃめちゃ綺麗だけど泳ぐにはあんまり向いてないんだよね。。寒流で波が荒くてサーファーでないと「手放せない」感というほどのものはない。 トゥーソンの欠点は夏が暑すぎること。 日本人の私には、乾燥してて暑いというのがどれだけ耐え難いものなのかピンとこなかったが、湿度が高くて暑いのよりも更に過酷だ。 それを表しているのが、窓に日除けのスクリーンを取り付けてある家が多くて家の中が暗くなるがそれでも夏の強い日差しに当たりすぎて室内のものが損傷したり、エアコンが効かなくなるのを防ぎたいのだ。遮光カーテンだけじゃ防げないぐらい凄まじいらしい。 |

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