久々に重たい映画

By fuki - 8月 01, 2023

ひそかに話題のSound of Freedom という映画を観た。

すごくいい映画なのにメディアからお門違いの酷評されたりリリースを妨害されたりして5年くらい温められていた映画だ。

無駄な描写は一切ない、でもストーリーを追っているとそれだけで胸が締め付けられるような臨場感。もしかして目を覆いたくなるような残酷なシーンもあるんじゃないかと心配していたけれど、児童を含めた性暴力描写は一切無かった。(よかった..)こういうところに映画の品格が出る。酷評では安っぽいみたいな書き方してあったみたいだけど私にはどこが安っぽいのかわからない。


俳優たちも子供たち含めて演技力が高い。表情が今でも思い出せるぐらい印象的。

南米好きとしては魅力的なバックグラウンドの見せ方も素晴らしい。コロンビアのジャングルの奥地といえばゲリラの無法地帯。女の子がそこへ買い取られたと聞いた時のコロンビア人の反応。もうあきらめろとしか言えなかった無力感が切ない。潜入していくところはめちゃめちゃドキドキした。音楽の使い方も見事だ。


とても引き込まれる映画で見終わった後感情が高ぶって何も言葉を発せなかった。現実であることの悲しみと、心温まるエンディング、なんとも言えない沸々とした感情が入り混じって他のことが考えられなかった。


重苦しい気分になっている時に劇場の入り口あたりですれ違う同時上映映画バーBのピンクのコスプレの観客たちをみてかなりずっこけた…。軽っ!!映画見るだけなのにコスプレするってね笑


Sound of..の途中でおばあちゃんが一人出て行った。「...ちょっとこれ以上見れないわ...」と一言発しながら。ストーリーが重すぎるのでそれだけでも心臓に悪いかもしれない。


この映画は全て現実に起きた内容で、我々がのんびり暮らしている間に誰かがこういう犯罪組織と今でも戦っているのだ。子を持つ親には是非見て欲しい。


映画館の外から見えるこの映画のポスターは誰かに端をぐしゃぐしゃにされていた。どういう感覚でこういうことをする人がいるんだろう。

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