ボルダーのスタジオをシルクスクリーンスタジオに!

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去年の個展ではアルファベットAtoZシリーズを全て黒い紙にシルクスクリーンでプリントしたものを展示した。
*AtoZシリーズとはAからZまでの全てのアルファベットをそれぞれ世界中の都市名の頭文字にあたるものに合わせて図案化してタイポグラフィーアートとして発表したもの。




シルクスクリーンの作業をするには色々と必要な道具があったり、失敗を防ぎ効率よくできるような環境を作るのは結構工夫がいる。去年は自分で環境設定する時間がなかったのでデンバーにあるシルクスクリーン作業専用のスタジオを借りてやったものだった。
詳しくはこの記事で。

デンバーは家からちょっと遠いし、時間ごとに料金を取られるので仕上がりが納得いかなかった時などやり直す時間が惜しかった。やっぱり自分のスタジオで環境設定するべきだなと思い、今年の夏ぐらいからようやく色々準備改造始めたところ。

シルクスクリーンってどうやるの?

一番ベーシックなやり方。この理屈がわかれば新しい環境でも作れる。
https://iliketomakestuff.com/how-to-screen-print-your-own-t-shirts/

日本だとプリントゴッコとかいいものがあるけど、アメリカでは買えないしサイズも制限されるし、版数が多い場合費用がめっちゃかかる。

シルクスクリーンに必要なものとは?


  1. デザイン これは随時やってる。
  2. デザインしたものを印刷する透明シート。うちはレーザープリンタなのだがその辺にレーザー用の(高価でない)透明シートは売ってないのでアマゾンで買った。なぜうちはレーザなのかというと、コロラドはインクジェットインクがすぐ乾いて使えなくなるから笑。
    レーザーはインクジェットに比べると印刷が薄いのでシート2枚に印刷して重ね合わせる必要がある!
  3. 転写液(エマルジョン)、スキージー、シルクスクリーン用インク。
  4. 紙に印刷するので網目が180ぐらいの細かいシルク(フレームなし)。これもその辺に売ってないのでeBayで中国から3週間くらいかけて取り寄せた。
  5. 4を固定させるフレーム。これもその辺で買えないので日本でSURIMACCAさんから事前に購入した。(写真のカラフルなやつ)
  6. 5に4を張るためのゴム。地味に必需品。これもSURIMACCAさんからローラーと一緒に購入していたが、もっと欲しいのでホームセンター行って窓枠用のゴムを追加で買った。
  7. フレームを固定させるホルダー&パネル。(これがないと印刷するときに土台がずれる)ホルダーを画材屋で買ってきて、自宅にあった手頃な板に取り付けた。
  8. 転写させるときに必要なライトボックス。これ結構苦労した。スタジオに置いてあった誰も使ってないキャビネットを改造した。光がボックスから漏れないように遮光カーテンを2枚重ねて密閉。キャビネットのドアは半分壊れてなくなっていたので(笑)パネルボードで更にドアの欠けた部分を塞ぐ。ライトもその辺じゃ買えなくて見つけるのに苦労した。写真撮影用の電球(フラッドランプ)が必要だったから。
  9. スクリーンの洗い場。スクリーンを短時間で洗い、転写したものを浮き上がらせるには水圧の強く出る園芸用ホースが必要。スクリーンが水圧で飛ばされないようにスタンドも必要。これだけ揃えてもスタジオの小さなシンクを使うと水圧がめっちゃ強いのでシャワーカーテンなどをつけないと周りも自分もびしょ濡れになる。
    アートスタジオの絵の具洗浄用のシンクだから最初から汚くて気楽
  10. 道具箱 道具が細かく色々必要なのでひとまとめになってると助かる。$ストア。
  11. 転写クリーナー。これを使うとスクリーンに転写したものを消したりやり直したいときに洗い流して更に新しい転写に使う事ができる。
スクリーンもフレームも何回も使いまわす事ができるので無駄がなく、お財布にもやさしい環境づくりができた。やっぱりデンバースタジオでの経験が生かせたな。
そして環境さえ整っていたら結構枚数作れちゃうのだ!



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