得られるものと失うもの

By fuki - 3月 23, 2018

ボルダーの散歩道でふと考えたこと

近くの眺めのいい公園まで散歩してたら、7歳ぐらいの女の子とその妹?らしき子たちがはしっこしてすべり台のてっぺんにある鉄棒まで来た。大きい方の子は颯爽と逆上がりをしてそのまますべり台で降りて行く。もう一人の子は逆上がりができなくてばつが悪いままのろのろとすべり台で降りて行く。でも二人は仲良し。またかけっこして遠くまで行ってしまった。その後ろから大人の男女が歩いて来た。女の人はお母さんだったみたいで「あんまり遠くまで行くんじゃないよー」と二人に声かけた。
と、ここまではこの二人の女の子たちはこんなに眺めのいい公園まですぐのところに暮らしてるなんて裕福な子達だなぁ。幸せな家庭に生まれて来たんだろうなぁ。と思っていた。(ボルダーはコロラド州の中でも物価の高い方の地域。)

「いいところに住んでるね」
「悪くないでしょう?ここからの眺めがサイコーなのよ」
と二人の会話。
男の方は父親ではないみたいだ。
二人はベンチに腰掛けて、ひざ枕しながらのんびり語り合っていた。どうも恋人たちみたい。

アメリカは女性の社会進出が進んでいて、多くのお母さんは男性より稼いでいる。だから離婚しても子供の養育費でもめたりしないし、とっとと新しい恋人作って子供たちに新しいお父さんができるのもごく普通にありふれたこと。
女性が男性化したらこうなるんだっていうことがよくわかる。
女性が男性のポジションに立つことができるなら、多くの男尊女卑に悩まされた世界からみれば羨ましい光景だろう。日本みたいに女の子は20代のうちに会社でいい男見つけてめでたく寿退社なんて夢を描く子なんてアメリカにはいないだろうな。
でもなんだろう。子供たちは幸せなのかな。
今でも女性はデモを起こすぐらい社会に不満を持ってるし、一方男性は女性の方が内定通りやすいとも言ってる。ぶっちゃけ、いい格好していたい会社は女性を雇うようにしてる傾向も。

多くの子供たちは何不自由ない環境で育ち、ちゃんとした教育も受けられて、世界で一番使われている言語を母国語として。でもお父さんとお母さんがずっと一緒で居られる環境は結構少ない。(少なくともここコロラドでは私の知る40代以上の人は半数以上離婚か別居を経験している、もしくは独身)
女性が男性化するのはアメリカみたいなのは極端な例だけど、ある程度パートナーと妥協し合いながら一緒に暮らして行くほうが幸せなのかなぁ。自由すぎると何かが犠牲になる。とはいえ日本は離婚をしないまんま実は不倫とか多いけど。自由よりも家庭を守ることを選択しているのだ。
自由と不自由とのバランス。うまく付き合っていけたらその分幸せになれるものなのかなぁ。
この前旅行したラオス。ラオス人は貧しいけれど、家族で協力してお店を営んでいる姿を見て、この国は案外幸福指数高いのかもしれない、と思った。
ラオスは微笑みの国とも言われていて、みんな明るくてあたたかい。





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