毎年恒例である家人のダイエットに付き合っているが、今年バージョンは更に過酷。
というのはコレステロールの数値を下げるという新たな目標が家人に加わり、バターとか卵、低糖ベーコンもダメになったのだ。
いいなー自由で。と最近日本に対して思うのは長いこと日本にいないからだろうか。
日本は下品な冗談も笑って許されるし、普通に常識ある人は世界にはいろんな考え方がある人がいると言うことを当然知っててそれをひけらかすことはしない。逆に知らなかったとしてもその事実を受け入れる謙虚さがある。
学生の時よくRockを聴いてたけど、Rockって不良の音楽だと思ってた。音楽だけじゃなくて、ビジュアルアートも「Rock」の定義はちょっとアウトロー感のある一匹狼的なところが魅力だった。
今私が住んでる国は岐路に立っている。
カウボーイ精神を放棄して、国境のないコスモポリタリズムを突き進むか。
他国と程よく距離を置きつつ、自立した国家として国そのものを強くするか。
アメリカって国はヨーロッパ全体を一つにしたような大きな国。
マンハッタンのような人口に溢れた巨大都市があれば、ワイオミング州みたいに人間よりバッファローの数の方が圧倒的に多いところや、果てしなく続く大自然にポツリとある小さな町もある。むしろアメリカにはそう言う町の方が多いくらい。
周りを見ていると(だいたいめちゃめちゃざっくり分けると)この二つのタイプの人たちに分けられるような気がする。

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| アルバカーキーはニューメキシコの真ん中へん。メキシコとカウボーイの入り混じる独特の雰囲気のレトロな街。 バルーン(気球)祭りが有名。 |
アルバカーキーはニューメキシコのサンタフェ の南西にあるニューメキシコ 州最大の街。といってもニューメキシコ州は街そのものが少ないのだが。(ほとんど砂漠地帯)
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| 世界中から若者が夢を求めてやって来る街ニューヨーク。 |
Planes, Trains and Automobiles(邦題:大災難P.T.A.)という映画を知っているだろうか。
80年代のコメディ映画で、サンクスギビング休暇にNYマンハッタンからシカゴの家族の元へ向かうサラリーマンが道中出会う明るいドジなセールスマンに巻き込まれて数々の災難に遭う、シカゴまでの遠くて困難な道のりを描いたロードムービーとヒューマンドラマ。
今回のクリスマスはそれに似たことが起きた。
別に英会話レッスンの教材を売りつけようとしているわけではない。
話せないわけではないけど、苦手な部分をいうなら誰もがぶつかる壁。「L」と「R」。
日本語にある発音でこれに合うカタカナを当てはめるとしたら「ラ行」になりがちだけど、実際「ラ行」には「L」の音も「R」の音もない。日本語にはない音なのだ。でも英語で聞いた音をカタカナに無理やり入れ込むとやはり近いのは「ラ行」なのでラ行で綴るしかないのか?おかげでこっちは大迷惑している。
まずラ行を含む言葉をカタカナ英語で発音するとまずアメリカ人には通じない。
だって「L」でも「R」でもないんだもん。口をすぼめて舌を巻くか、前歯の裏に当てるか、このどちらかがはっきりしてないと聞いてる相手には「???」なのである。
「ドライヤー」「グレイ」「デリート」「デリカシー」「ライト」「コレクト」数え上げたらきりが無いが、やはりスペルはある程度知っておいた方が良い。カタカナで覚えるべからず。”Pressure”と”Plesure”も聞き間違えやすいし、"Present"と"Pleasent" 意味違うし、”Election”なんて間違えたら大変である。
道を指示する時に「そこ。ネクストライト、ライトねー」と言っても通じるわけがない。(Next light, rightなんて察してくれない)私は相方(アメリカ人)には、「真面目な話、私は色盲の人のように、"L&R盲"なの」と言ってあるので間違えた時に察してくれるようになっている。
アメリカ人の子に正しい「ラーメン」の発音を教えたらとっても日本人ぽく「ラーメン」と言うことができた。
「L」でも「R」でも無いの。舌をちょっとだけ巻くけど上顎につけるイメージ。口角上げて笑顔で「ラ」。はい言ってみて。「ラーメン」ほら簡単でしょ。
そこで初めて納得したらしい。なるほど、だからフキの英語たまに何言ってるのかわからなかったのか。と思ったに違いない。
文脈でわかるでしょーと言いたくなるけど、残念ながら世界に日本人ほどハイコンテキストな人たちはいないと言われるほど。日本語は察する言葉なんだって。
だから日本人は外国ではなるべく口数多めにしないと何考えてるのか分からないやつで終わってしまうのだ。
カタカナのおかげで大迷惑な発音は「L&R」以外に「Th」とか「Wh」とか複数形の観念とか... 他にも色々あるけどとりあえず今日はここまで。
でも心配することはない。こう言う問題は日本人だけじゃなくてドイツ人やフランス人にも起きている。だからやはり日本人だけが英語が苦手なわけではないはずだ。解決としてはカタカナを一旦全部忘れることだ。どんな基本的な言葉でも全部アルファベットで話すこと・聞くこと。当たり前だがそれしかない。

日本人とコロラドで過ごし、アメリカ人と日本で過ごす日々が続いた2018年秋。
コロラドに初めて来た日本の友達と両親
そして日本に初めて来たアメリカの友達、アメリカで知り合った日本語勉強してる人。
どちらもこっちまで旅行者気分で見つめ直した月間だった。
<コロラドに来た日本人編>
もっとド田舎かと思った
>ボルダーって山奥に住んでるってイメージがあったみたいだけど、正確には山の裾野にある最後の街。兵庫県の街をイメージすると分かりやすいだろうか。海はないけど。
西側はずっと山で、東側は果てしなく平地が続く。だから方角が分かりやすい。
アメリカ人がとってもフレンドリーであったかい気分になる。すぐ話しかけてくる。
>日本人の集団が珍しそうな顔して歩いてたらそうなるかもしれない笑
思ったより肥満率が高くない!
>ここはアメリカで最も肥満率の低いコロラドしかもアスリートの街ボルダーだから。
ちょっと何かをつまむにも結構なんでも高い。質素な感じのお店でも。
>店が質素だと余計に値段が高く感じてしまうかもしれない。確かに食べ物はアメリカ高い。ちょっとましなもの食べようと思ったら。
景色がとにかく広大!なんて自分はちっちゃなところで日々生活してたんだろうと呆れた気分になる。
>そうなのだ。これに慣れるとちっちゃなところに居づらい。
コロラドは寒い!なんでみんな平気でTシャツとかで歩いてるんだ!?
>慣れれば案外平気。身軽な方が楽。
都会の人々と違って、みんなのんびりしてる。表情も明るい。
>コロラドはアメリカ人が住みたいと思う州の一つ。他の州から移り住んだ人が多く、満足して暮らしている。
都会の人々と違って、みんなのんびりしてる。表情も明るい。
>コロラドはアメリカ人が住みたいと思う州の一つ。他の州から移り住んだ人が多く、満足して暮らしている。
景色がどこも「大草原の小さな家」のロケ地なんじゃないかと思わせる。
>アメリカの土地のかなりの部分が大平原なのでそれはコロラドだけではない。
アメリカの内陸部って初めて来た。
>アメリカで多くの日本人が訪れる場所って結構おんなじようなところ、であんまりアメリカ色が濃くないところ。内陸部や地元民しかいない小さな町などを見て初めてアメリカを見た気分がすると思う。
アメリカの内陸部って初めて来た。
>アメリカで多くの日本人が訪れる場所って結構おんなじようなところ、であんまりアメリカ色が濃くないところ。内陸部や地元民しかいない小さな町などを見て初めてアメリカを見た気分がすると思う。
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| コロラド北西部で雪見温泉 |
どの意見も私がコロラドに来たばっかりの時に感じたことかもしれない。今となってはすっかり慣れてしまったけど。
<日本に来たアメリカ人編>
日本ってどんなものでもかわいらしく設計されてる。
>バスや電車など什器の角やポスターの角が丸っこいからかもしれない。丸ゴシック表記とかイラストも多い。
女の子がみんなフェミニン!スカート率高っ!みんなヘア・メイクバッチリ!
>アメリカの女の子がマスキュランすぎるのかも笑
食べ物が美味すぎる!フキ、あんたどうやってアメリカでサバイブしてるんだ。
>自炊。お陰で誘惑もなく太る心配もない。
なんでみんなマスクしてるの?
>風邪予防、アレルギー、満員電車など人間がいちいち近い、ノーメイク隠し、ファッション
電車が静かすぎる!
>他人にポライトなのです
男の子がハンサム!
>ほう!
ラブホテル、カプセルホテル...日本は独特なアイディアに溢れてる。しかも安い!「休憩」って...笑
>アメリカの都心でこの値段は無理だね
などなど、新鮮な目で見るとどちらも捨てたもんじゃないなと思う..というよりもどちらも大好きな場所。でもずっと同じところにいるより時々全然違うところにいる方が私に合ってるかもしれない。
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| 酉の市屋台での炉端焼きは活気ムンムン |
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| 明らかにコロラド在住のアーティストが描いたと思われるユーモラスなイラスト |
9月の個展に向けて、シルクスクリーンの作業をするのにスタジオに通う。
シルクスクリーンは自分でも道具を持っているが、正確に効率良く作業するのには完璧な設備とその辺にエキスパートがいる環境でやった方が間違いない。デンバーにはそんな要望に叶った素敵なスタジオがある。
Ink Loungeというスクリーンプリント屋さんだが$10/hで設備(インク各色も揃っている)が完璧に整ったスタジオを使わせてくれる。長時間使ってると結構お金かかるけど、目的が定まっていたら設備投資と割り切れる。
シルクスクリーンをキレイに仕上げるには色々細かな点でコツがいる。手順のちょっとしたことで版がうまくできなかったり、プリントがうまくいかなかったりする。失敗した時に、スタジオの人に聞くとすぐに原因を察知して言われた通りにやり直したらうまく行く。失敗は成功のパパなのだ。
スタジオはシルクスクリーンを誰でも完璧にこなせるように徹底して作られた環境だった。
- 転写液を簡単にキレイに薄ーく貼ったように塗れるスクープコーター(スクリーンの上を滑らせて塗るエマルジョンの入った容器。)
- ものすごく細かくまんべんなく工程が書かれたマニュアル
- 透明フィルムにいつでも印刷できるプリンタがある
- 版の大きさと網目の細かさのバリエーションがとっても豊富なスクリーンたち
- 転写が正確にできる手作り転写版(ライトとガラスが併設された棚)
- すぐ乾く乾燥コーナーと扇風機にドライヤー
- もっともすごいと思ったのは洗い場。電気が縦付になっていて、洗い残しも見やすい。スクリーンを立てかけてものすごい水圧の庭師用ホースで作業が進められる。インク消しもあるし、転写済みのスクリーンを消してまたスクリーンを使いまわせる魔法の転写消しまである!いちいち版ごとにスクリーンを買わなくても良いのだ。
- プリントするときの7つ道具を効率良く運ぶカートがある(スキージー、スプーン、へら、お皿、雑巾、ペーパータオル、インクなどをまとめてガラガラ運ぶ)
- Tシャツ用のプリント台と、紙用のスクリーンホルダーと両方ある
- インクの色が好きなだけ選べる
- 紙も色々ある
- 困った時はエキスパートに聞く
まさに夢のような設備なのである。しかもみんなホームセンターで買って来たもので作りつけたような手作り感たっぷり。自分だけではとてもここまでまとめられない。
http://inklounge.com
http://inklounge.com
・・・個展のご案内はまた後ほどUPします。
| どの色にしようか...インクの色がよりどりみどりなのが楽しい♪ |




